2024年雇用協力者会議

16/12/2024

12月15日の朝、ダクラク省雇用サービスセンター（労働・傷病兵・社会福祉局）は、ホーチミン市に拠点を置くホアンハ人材開発株式会社と協力し、2024年の協力者会議を開催しました。

2024年には、ダクラク省全体で約30,350人の労働者に雇用を提供し、計画の100.5%を達成する予定であり、その中で約1,700人が海外に派遣される見込みです（目標の100%達成）。
この成果は、各部門や地方自治体の努力に加え、雇用協力者の貢献によるものです。彼らは省雇用サービスセンターの「延長された腕」として機能し、とりわけ海外での仕事を希望する労働者とつながる役割を果たしています。

会議に参加した代表者たち。

日本、韓国、台湾（中国）などの伝統的な労働輸出市場を活用するだけでなく、2024年には、労働・傷病兵・社会福祉省から認可を受けた信頼できる労働輸出企業や団体と積極的に連携し、ルーマニア、ポーランド、アルジェリアといった新しい市場に労働者を派遣する計画です。この取り組みは、労働者が参加可能な市場選択肢を多様化することを目的としています。ただし、省センターは引き続き、日本市場を重要なターゲットと位置付けています。これは、日本市場が際立った利点を持ち、特にダクラク省の労働者に適しているからです。

会議では、ホアンハ人材開発株式会社の代表者が、労働輸出プロセス、日本の労働市場に関する情報、関連する費用の詳細について説明しました。これにより、会議に参加した協力者が労働者やその家族に包括的で明確かつ正確な相談を提供することが可能になりました。信頼を構築することで、労働者は労働輸出市場を安心して選び、提供された適切な仕事を選択することができます。

ホアンハ人材開発株式会社の指導部が会議に参加しました。

同社は、すべての労働輸出注文が省雇用サービスセンターを通じて紹介され、権限のある機関によって検証されていることを労働者とその家族に約束しました。労働者が日本に出発した後、同社の海外スタッフが生活や労働条件に関連する問題が発生した場合に支援を提供します。これにより、労働者は契約期間を安心して全うすることができます。帰国後、同社は労働者が支払った保険金の受け取り手続きのサポートを継続するとともに、労働輸出プログラムに再参加を希望する場合には、適切な仕事のアドバイスを提供します。

2022年以降、ダクラク省雇用サービスセンターは雇用協力者のネットワークを構築しました。しかし、その活動の効果は期待に達しておらず、遠隔地や少数民族地域、経済的に困難な地域の労働者が「海外での仕事」に騙されるケースがまだ見られます。また、一部の労働者が規定より高い費用で海外に渡ったり、労働者とその家族が非公式な労働輸出チャネルを選んだりして、多くのリスクに直面する状況もあります。

ダクラク省雇用サービスセンターの専門部門の代表者が労働輸出に関する追加情報を共有しました。